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中村 寿; 奈良崎 智正; 八十島 治典; 今野 孝昭*
Decommissioning of Major Radioactive Facilities, p.223 - 228, 1988/00
運転を終了した原子炉施設は大量の残留放射能を内包している他、耐震性、放射線遮蔽性等の要求から堅牢な構造をしている。特に、鉄筋コンクリート構造物である生体遮蔽体は鉄筋密度が高く壁も厚い上、一部は放射化している。このため、生体遮蔽体の解体には一般の構造物とは異なった技術的な困難が伴う。このような観点から科学技術庁の委託を受け、遠隔操作による原子炉生体遮蔽体の解体を目的に、日本原子力研究所において機械的切断技術及び水ジェット切断技術の開発を行ってきた。本論文は、JPDRの生体遮蔽体の解体技術として開発を進めてきた機械的切断技術並びに水ジェット切断技術を対象に、これらの切断システムの設計への反映を目的に行われた基礎試験結果及び製作したシステムの構成についてまとめたものである。
柳原 敏; 合田 英規; 平賀 富士夫; 横田 光雄
Proc. Int. Conf. on Decommissioning of Major Radioactice Facilities, p.215 - 221, 1988/00
JPDR解体計画において、鋼構造物解体のための遠隔切断技術を開発した。これらは、炉内構造物解体のための水中プラズマアーク切断技術、圧力容器解体のための水中アークソー切断技術、配管切断のためのディスクカッター切断技術と成型爆薬切断技術である。本技術開発においては、まずプロイタイプの装置を製作し、基礎切断試験によりその性能を評価した。続いて、モックアップ試験を行い、本技術を実地解体に適用するための種々のデータを取得した。これらの試験により、開発した遠隔切断技術が実地解体に適用できることが分かった。
田中 貢; 柳原 敏; 石川 迪夫; 川崎 稔
Proc. Int. Conf. on Decommissioning of Major Radioactive Facilities, p.25 - 31, 1988/00
原研では、将来の商用発電炉の廃止措置を考慮して、JPDR解体計画を1981年より実施している。本計画の第1段階では、原子炉解体に必要な技術として、遠隔切断技術の開発も行った。これらは、鋼構造物の解体に適用する、水中プラズマアーク切断技術、水中アークソー切断技術、ディスクカッター切断技術、成型爆薬切断技術であり、また、コンクリート解体に適用する、機械的切断技術、水ジェット切断技術、制御爆破技術である。これらは、1986年から実施されている、JPDR解体実地試験に適用され、その有用性が実施されるとともに、原子炉の解体に関する多くのデータが収集されるものと期待される。